喧騒の中で静寂に。ノイズキャンセリングヘッドホン「BOSE QuietComfort 35 wireless headphones」レビュー。

ついにBOSE QuietComfort 35 wireless headphonesを手にいれた!

どうしてもノイズキャンセリングの製品が欲しかった。

以前使用していたBOSEのSoundLink around-ear wireless headphones II。

GLAMさんからBOSEのワイヤレスヘッドホンを頂きました!

2015年12月12日

このヘッドホンも昔のいわゆるBOSEサウンドである低音は結構抑えられていて、音のバランスが良くて気に入っていました。

その後新たにQuietComfort 35が発売されてから視聴したんだけど、ノイズキャンセリングの凄さに驚きました。

今までのヘッドホンは音楽を聴いている最中にどうしても外の騒音が混じる事も多いです。

新幹線や飛行機での移動の時も無理やり音楽の音量を上げて外の音を遮る方法をしていたけどやっぱり耳を痛める原因になりかねません。

どんな場所でも音楽に没頭したいと思うので外の音を可能な限り遮断したいと思いました。

そんな時に出会ったヘッドホンだったので衝撃的だった。

ヘッドホンの他にもQuietControl 30というノイズキャンセリングイヤホンもあるんだけどSoundLink around-ear wireless headphones IIでヘッドホンの良さに目覚めていたので悩みました。

このイヤホンもノイズキャンセリングが強力でしかも外の音を聞きたい時にはノイズキャンセリングのレベルを調整できるという優れもの。

とても迷ったんだけど今回はヘッドホン型のQuietComfort 35にしました。

結果、とんでもなく快適だった!

ヘッドホンの良さはなんと言ってもドライバーユニットを大きく取れるので音質がイヤホンに比べて良い事。

実際に聴き比べると確かに音の広がりに違いを感じられました。

そして耳を覆うので、その時点である程度外の音を遮断する事ができ、更にノイズキャンセリングがスタートすれば外の音が聞こえなくなります。

どこでも音楽に没頭できる!

移動の時も外の景色はせわしなく色々な動きがあるのに、その動きの音が聞こえず音楽だけが耳で聞こえるって不思議な感覚。

もうまさにこれ以上はないんじゃないかと思うくらいに快適な環境を手に入れられました。

外観チェック!

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外箱には大きくヘッドホンの写真が載っていてインパクトはあるけど全体的には整然としてシンプルなデザイン。

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外箱裏面には各国の言語で特徴が書かれています。

日本語での説明はなし。

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スライド式で白い外箱の中には黒のシンプルな箱が出てきます。

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BOSEのロゴのみ。

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めくると接続方法などの案内がイラスト付きで紹介されています。

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説明書など。

最近の製品は直感的な物が増えてそんなに説明書を熟読しなくても操作できるようになった物が多いと思います。

このQuietComfort 35もシンプルな操作性。

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ケーブル類も充実。

充電する為のUSBケーブル、有線接続用の音声ケーブル、機内用デュアルプラグアダプター。

有線接続できるので飛行機内で映画とかを見ることも可能です。

しかも有線接続ならバッテリー40時間って。ブラジルまで充電なしで行けちゃう。

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こちらがキャリングケース。

SoundLink around-ear wireless headphones IIに比べればコンパクトになりました。

それでもヘッドホンなので厚みは出ます。

必ずバッグは必要。

小型バッグだとパンパンになるかも。

とても高級感のある質感で、ハードケースなので少しくらいの衝撃なら難なく耐えられそうです。

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キャリングケース裏面はメッシュポケットがあリます。

あまりマチはないのでチケットなどの紙を挟むと良い感じ。

こういった配慮も新幹線や飛行機移動のために考えられてますね!

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ロゴかっこいいな。

ケースとは別素材で縫い込まれてます。

オープン!

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本体お出まし。

このヘッドホンはSoundLink around-ear wireless headphones IIと違い、折りたためるのでよりコンパクトにキャリングケースに収納できます。

この少しの違いだけでも持ち運ぶ時には重要になると思います。

左下のところに機内用デュアルプラグアダプターが挿せるので忘れたりなくしたりする心配も少ない。

キャリングケースのフタ部分のもポケットが設けられていて、こちらは少しマチがあるので有線ケーブルなどを収納しておくと良いと思います。

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こちらがQuietComfort 35!!オールブラックでかっこいい!

実は同じ黒でも素材などによって三色に変えてあるみたいです。

ロゴもブラックでいい感じだ。

どんな服装にも合わせやすいと思います。

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イヤーカップの中にはRとLの表記。

目立たないところに大きくこういった表記があるのはとてもわかりやすくて良いです。

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中はメッシュ素材になっていて少しでも通気性を高めるようにしているのかも。

イヤーパッドはものすごく上質で柔らかいです。

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ヘッドバンド部は高級自動車のシートなどに使われている人口スエード「アルカンターラ」が採用されています。

モフモフしてて気持ち良いので頭が触れた時も全く嫌な感じがしません。

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同系色で配置されたロゴかっこいい。

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こちらはコントロールボタン。

SONYのMDR-1000Xも試してみたけどあちらはシンプルではあるけどボタンの凹凸が無くてノールックで操作する時に慣れなそうな感じがしました。

SoundLink around-ear wireless headphones IIを使っていた事もあり、同じ操作性でとても使いやすいです。

上下がボリュームボタンで真ん中が再生や一時停止が可能。

電話に出る時にも使えます。

僕はあまり使わないけど長押しでSiriも起動するみたい。

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右のイヤーカップには電源ボタンとハンズフリー用のマイクがあります。

この電源ボタンはSoundLink around-ear wireless headphones IIの時は縦移動させてONとOFFを切り替えるんだけどそれが横移動に変わりました。

ハンズフリー通話に関しては音質はパーフェクト。

聞くのはもちろん、相手もとてもクリアに聞こえるみたいです。

以前使用していたイヤホンはハンズフリー通話を謳っていたものの、話せるレベルじゃなかったのですぐにiPhoneでの通話に切り替えるのが煩わしかったんですよね。

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僕は使わないけどNFC接続にも対応。

NFCに対応しているAndroidならすぐに接続が可能です。

だけど通常のBluetooth接続に関しても、最初にペアリングをすることができれば記憶しておいてくれるので次回電源を入れたらすぐにその端末に繋がってくれるので問題なし。

めちゃくちゃスムーズ。

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ヘッドバンド部分のサイズ調整ももちろん可能。

溝が掘られていて自分の頭にあったサイズで固定できます。

といってもとても硬いわけではなく、とてもスムーズに長さを変えられて、頭に装着している時に動く事もない絶妙な硬さになっています。

僕はしっかり音楽を聞きたい時は溝が4つ出た状態、髪型を崩したくない時は5つか6つにして少し緩めにしたりしてます。

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地味な部分だけど電源とBluetoothのインジケーターがかっこいい。

それぞれの特徴的な青と緑が点きます。

電源の方は充電時にはオレンジも点灯。

少し見えづらくなってしまったけど、このインジケーターの下に充電するためのMicroUSB端子があります。

フタがないので埃が入りやすいのかもしれないけど充電する時には気軽で良いです。

実際に使用してみて。

まずはBOSE初のノイズキャンセリングワイヤレスヘッドホンという事でワイヤレスでとても使いやすい上にノイズキャンセリングが強力で求めていた2つの良さを一気に味あわせてくれる製品。

ヘッドホン単体を手に取って頭に装着し、電源を入れればすぐにデバイスと繋がって音楽を楽しめる快適さは鳥肌ものです。

そしてその電源を入れた途端に周りから雑音が消されるのがすごいです。

一気に静寂に引き込まれる。

それでも結構人の声は入りやすいみたいで、特に高い声は少し入るような印象でした。

それでもヘッドホンを装着した時点で密閉性があるので音が少なくなるし、音楽をかけてしまうともう外の雑音は全く聞こえなくなります。

QuietComfort 35のメリット

  • イヤホンタイプに比べて音質が良い。
  • イヤーパッドがとても上質で長時間着けていても全く痛くならない。
  • ノイズキャンセリングが秀逸でホワイトノイズがない。
  • 操作性が高い。
  • デザインがシンプルでかっこいい。
  • ヘッドホンにしてはコンパクトに収まる。
  • バッテリーが無線接続時に20時間持つ。
  • いざという時は有線接続もできる。
  • 飛行機内のエンタテインメントシステムも楽しめる。
  • 低音が強いわけではなく比較的どんな音楽もバランスよく聞けるような音質。
  • ハンズフリー通話もクリアな音質で不自由なし。

QuietComfort 35のデメリット

  • イヤホンに比べて圧倒的に持ち運びは不便。
  • 音質は他のヘッドホンでもっと良いのがありそう。
  • 夏は暑くて蒸れる。
  • ボタン類が少し安っぽい。(実際に電源ボタンが壊れたというレビューも見受けられた)
  • Bluetooth接続が若干不安定。(たまにプツっと途切れる時が何度かあった)

デメリットに関してはヘッドホン全体としてのデメリットが多いです。

これに我慢できないようならイヤホンタイプにした方が良いと思います。

それよりもイヤホンに比べてより良い音を求めている方にはやはりこのQuietComfort 35はとても良い選択なると思います。

これからの季節は少し暑くなるかもしれないがそれでも強力なノイズキャンセリングを使って音楽に没頭したい方には良いです。

まとめ

SoundLink around-ear wireless headphones IIと形状はそこまで変わっておらず、正直替えるほどの価値があるのか初めは疑問だったけど視聴してみて全然違うものになっていたので満足感がとても高いです!

ほんの数年でこんなにも音質が改善され、それに加えてノイズキャンセリングが搭載された事で音楽を聞く楽しみがこれだけ変わるのかと驚きました。

最近のファームウェアアップデートでBOSE CONNECTというアプリからノイズキャンセリングを切、低、高と調整できるようになったのでより使い勝手が向上しました。

これにより、元々デメリットに感じていた「ノイズキャンセリングが強力すぎてアナウンスなどが聞き取れない」という事も解消できました。

また風切り音が元々は結構入ってたんだけどそれもこのアップデートによって低にすれば消えました。

今後もファームウェアアップデートによって機能が向上する可能性もあるのでそういった事を待つ楽しみもあって長く使える製品だと思います。









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