Marshall MONITOR Bluetoothの最上位モデルをレビュー!
Marshallと言えばロックの世界では外せない重要なスピーカーのブランドだと思う。
メーカーのロゴが全面にあしらわれてる方が最高に格好いい。
そんなMarshallのBluetoothヘッドホン「Marshall MONITOR Bluetooth」を使用したレビューを書いていきたい。
このヘッドホンを見つけるまで。
まずなぜこのヘッドホンを見つけたかというと現在日本でイヤホンやヘッドホンを探すなら間違いなくイヤホン・ヘッドホン専門店のeイヤホンだと思う。
僕もよく店に行くんだけど、ヘッドホンを探していた時にたまたま出会ったのがこのMarshall MONITOR Bluetoothだった。
ノイズキャンセリングを搭載しているヘッドホンを中心に僕は普段から見ていたので大体がBOSE、SONYだとかに偏りがちだと思う。
B&OのH9iも提供して頂いてレビュー記事を書かせて頂く事もあった。
そんな中解像度をとにかく重視している僕はノイズキャンセリング以外のヘッドホンも聴き比べてみる事にした。
条件はシンプルで
- 解像度が高い
- Bluetooth
というくらいだ。
そして手にとったこのMarshall MONITOR Bluetoothの解像感にやられた。
ウォーム系と呼ばれているような音よりもつめたーい音の方が好みなんだけどこのヘッドホンはまさにその要望に答えてくれるヘッドホンだったと思う。
要は個人的にモニターヘッドホンが好きなんだ。
音を原音に近い忠実な音色を奏でるヘッドホンを好む。
結果個人的には大満足できる商品だった。
元々Bluetoothでないモデルが出ていた事すら知らなかったな。
それが人気を博して今のトレンドであるBluetoothモデルを2017年にリリースしたらしい。
開封していく。
箱も太いフォントでMarshallらしいインパクトのあるパッケージ。
箱から出すと早速本体!
そう、このモデルは折りたたみにも対応してるからSONYやBOSEなどのノイズキャンセリングヘッドホンらと比べてとてもコンパクト。
ケースはソフトキャリングケース。
地厚なコットン。黒に光沢のあるフォントでブランド名が入っている。格好良いな。
それでも個人的にはハードケースの方が好きではある。
もちろんこの製品は有線接続も可能。
充電するためのUSBケーブルも付属している。
衝撃的なのはこのケーブルの高級感。
カールコードになっていて端子部分が金メッキ!
そしてブランド名も刻印されている専用のケーブル。
こういった所までしっかりとこだわって作っているのはさすがだなと感じた。
折りたたんだまま、本体を出すとこんな感じ。
ほんとコンパクトだな。
通常の状態にするとこういった形。
最近は丸みを帯びた形状のものが多い気がするけどこれは結構縦長。
イヤーカップには白でMarshallのロゴ。
イヤーカッとバンドは合皮仕上げになってる。
ヘッドバンド部の左右の内側にはLRのゴールドプレートが!
プレートって!ビスで止めてあるし。めちゃくちゃ格好良い。
ヘッドバンド部は無段階で調整可能。
僕は段階がついた調整よりも無段階の方が好き。
段階があると左右で何段階目になってるか気になってしまってダメなんだ。
このゴールドのジョイスティックが電源ボタン。
更にはBluetoothのペアリングや曲送り、ボリューム調整までをこのスティック1個でまかなえる。
操作感は良好。上に上げるとボリュームアップなんだけど左右との区別が操作の中で慣れが必要かもしれない。
それでも親指だけで全ての操作ができるのは最高。
イヤーパッドは少し硬めかな。
そして側圧も少し強めなので長時間音楽を聴いていると若干の締め付け感で少し痛かったりした。
ただ後日付けていた時はそういった事にならなかったので結構装着するポジションは大事だと思う。
Marshall MONITOR Bluetoothの主な機能
・aptX対応。
aptXは、Bluetoothの通信で用いられる音声コーデックのことでスマートフォンで標準的に使われることの多いSBCなどのコーデックよりも高音質、低遅延で音声データを伝送できる規格なんだけど、難点は送信側と受信側の両方のデバイスが対応していないとダメ。
その為、iPhone使いの僕はこの恩恵は得られず。
Androidだとこの辺の幅はどんどん広がっているので羨ましい。
そのうちAppleも高音質のコーデックに対応した製品を出してきそうな感じはする。
特にワイヤレス化を推し進めてるしね。
今回のこのMarshall MONITOR BluetoothがMarshallとしては初めてaptXに対応した製品との事。
そしてこの恩恵とも思えるaptXなんだけど現在はBluetoothの規格がVer5.0とかも出ていてあまりaptXのアドバンテージは無くなってきてるみたいなのでiPhoneでも十分に楽しめる!
・連続再生時間約30時間。
約3時間でフル充電が可能でしかも30時間もバッテリーが持つのは嬉しい。
一先ず海外に行く時の10時間以上のフライトだったりした場合も大丈夫そう。
ブラジルまで充電なしで行けるな。
普段使いの場合でも使用頻度にもよるけど、僕の場合は1週間くらい大丈夫。
ただ、僕は結構こまめに充電してしまうけど。
良いところ
- 音質がクール系でモニターライクな音。解像度の高い音質を楽しめる。
- デザインがとにかく格好良い。
- 高級感ある。
- バッテリーが約30時間持つ。
- 折りたためるのでコンパクト。
- コントロールのスティックだけで操作可能。
- 有線でも接続可能。
良くないところ
- 側圧が少し強めで長時間装着していると痛くなってくる。
- 低音は少し弱めな印象で音が軽く感じる方もいるかもしれない。
- ヘッドバンドにあるコードが何かに引っかかるリスクあり。
- ケースがソフトキャリングケース。
Bluetooth接続はどうしても音質が有線の比べると劣るかもしれないが、無線で音の良いもの、それでいてモニターライクな原音に忠実な解像感を楽しみたい人にはお勧めできる製品だと思う。
そういった方にはぜひ一度聴いてほしい。
そしてヘッドホン自体のデザインも無骨で格好良いので男性はもちろん、おしゃれな女性も更にオシャレ度はアップできるはず。
そしてAmazonでは2018年11月現在、国内正規品と並行輸入品モデルで約8000円ほどの価格差がある。
安い方の並行輸入品を購入してみたが、全く問題はなかったので購入する場合は並行輸入品がおすすめかな。
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