完全にキーボード沼にハマってしまった。今度はHHKB Professional2!

2017年上半期にHappy Hacking Keyboard Lite2 for Macを購入して以来、すっかりキーボード沼にハマってしまった。

といっても基本的には静電容量無接点方式のRealforce、HHKB、NIZあたり。メカニカルキーボードには目もくれずこの3種類に手を出すようになってしまった。

もちろんメカニカルキーボードにも様々な魅力があるんだけどもう静電容量無接点方式からは抜け出せそうにない。

自作キーボードも興味はあるものの、出来上がるのはメカニカルキーボードなので、そちらに手を出すことはないだろうと思う。

ただ、静電容量無接点方式のキーボードの世界には結構どっぷり浸かっている。

今の所手を出してないのはLEOPOLDくらいかな。

あれは配列としては結構良いんだけどコンパクトキーボードの持ち運びなんかを考えるとやっぱり理想的じゃない。

そう考えると今後はRealforceを持つ事もなさそう。

やっぱりHHKBなんだ。

更なる静けさを求めて英断。Happy Hacking Keyboard Professional JP Type-sを使ってみた。

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最高の打鍵感を求めて。Happy Hacking Keyboard Professional BT始めました。

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快適な作業を求めて。Happy Hacking Keyboard Lite2 for Macを改造して使い始めた。

2017年6月17日

既にHHKBの最高峰であるBTモデルとType-Sは使ってきたのに、今回はHappy Hacking Keyboard Professional2を使う事になった。

このモデルを簡単に説明すると静音タイプのType-Sと違い、音は結構カチャカチャなる。

そしてBTモデルと違い、有線接続。

墨と白が用意されていて、今回はどうしても無刻印にしたかった。

無刻印なら白の方がインパクトあるなという事で今回は白色をチョイス。

有線の使用感、静音タイプではない打鍵感や打鍵音など感じた事をあるがままにお伝えしたいと思う。

HHKB Professional2の外箱から。

IMG 9881

こちらが外観。

10年以上前に出たモデルでも外箱のデザインももうハマってる。

もう格好良いのかダサいのかわからなくなってきてるくらいHHKBが好きになってしまった。

これを見た方各々の感情を大切にしてください。

僕は格好良いと思う。

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外箱裏面にはHHKBの様々な特徴が記載されている。

IMG 9880

付属品にはUSBケーブル。

もちろんHHKBの有線といえばMini-B。

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そして説明書。

保証書も付いているが、僕はいつも通り分解してしまうので保証対象外になってしまう。

IMG 9884

今回無刻印なので念のため、公式サイトからキー配列の画像をプリント。

結構使うかなーと思ったけど意外に出番はない。

無刻印で困るのは記号とか数字の入力の時だけど、最近は結構覚えてきている実感がある。

本体を見ていく。

IMG 9868

無刻印というのはこれだ。

一般的なキーボードはもちろん、印字がされている。

普通は英字とかなが印字されているけど、HHKBの刻印ありモデルはかながなく英字だけなのでそれだけでもシンプルになっている。

ただこの無刻印は究極だ。

もちろん刻印有りの方が使い勝手は良いと思う。

数字や記号を打つ時にはブラインドタッチじゃないので刻印ありならキーを見て確認ができる。

無刻印は使い勝手は悪くなるんだけど、そうじゃないんだ。

この究極にシンプルなデザインに惹かれる。

無刻印だと、もはやキーボードをタイプ中に見る事は無駄な事なのでより自然にブラインドタッチができるようになるメリットはあると思う。

IMG 9867

右下の空いたスペースにはロゴが入っている。

ここにカーソルキーがあればという意見も散見する。

確かにそうかもしれない。

だけどFnキーを使ってのカーソルキーとして認識させる事は可能なので慣れればその方がホームポジションを崩さないで打つことができるので問題ないと思っている。

IMG 9870

横から見るとシリンドリカル・ステップ スカルプチャとなっていてそれはこのような形状や配置のことを言うらしい。

要は打ちやすいように押し間違いを少なくするようにした形状にしているって事だ。

長年の研究で行き着いた形なんだろうなと思うと感慨深い。

IMG 9871

上部にはUSB-A端子が2基と有線接続する為のMini-B端子がある。

USB-A端子には僕は普段テンキーを付けているけど、電力不足によりiPhoneなどを充電する事は出来ない。

かなり用途が限られる端子になってしまっているのは少し残念な部分。

それでもSDカードリーダーは読み込めるかと思ったけど、僕の環境ではそれもダメだった。

IMG 9872

そして上部にはこういった蓋もある。

IMG 9873

そしてそこにはDIPスイッチが6つあって、それぞれを自分の環境に合わせてONOFFで物理的に設定をしていく。

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6つのスイッチにはそれぞれ役割があり、ユーザーの環境に合わせて設定する事が可能。

Macを使ってるとそれでもソフトウェアでキーを入れ替える必要があると思う。

WindowsユーザーにはこのDIPスイッチだけで設定は完了するのかな。

BTモデルだとここが改善されている。BTモデルは背面に配置されていて爪でもDIPスイッチをいじれたんだけど、このモデルに関しては爪では切り替えられないくらい奥にDIPスイッチがあるので細い何かを使ってスイッチを切り替える必要がある。

ただ、これは頻繁にいじるものでもないのでそんなに気にならないな。

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背面もBTモデルとは少し違っている。

こちらの方が古いモデルなのでこれを改善したのがBTモデルだ。

一番の違いとしては滑り止めのゴムだ。こちらのHHKB Professional2は背面下部に2つしか滑り止めのゴムが付いていない。

それも気休め程度で筐体も軽いためにタイピングしていると安定感がなく動いたりする事もある。

IMG 9877

BTモデルはこの点が改良されていて、滑り止めのゴムが背面上部にも付き、計4つ。

そしてゴム自体も凹凸があり、より滑りづらく改良されている。

僕の場合はすぐに吸振マットを貼るので全く問題ない。

吸振マットを貼ると、滑りづらくなるのはもちろん、打鍵感に圧倒的な安定感が生まれる。

これはちょっと打ってみないとわからない部分かもしれない。

そして打鍵音も少し小さくなる。

吸振マットに関しては過去にレビューしているのでそちらも参考にしてもらいたい。

Happy Hacking Keyboardをワンランク上の世界に。HHKB吸振マットをレビュー。

2019年1月3日

他にはタオルを敷く人もいる。

たぶん、打鍵感や打鍵音の改善はタオルが最強。

ただ、見た目があまり良くないので僕は試しまくったけど結局タオルはやめた。

この辺りもHHKBを手に入れたらぜひ試してもらいたいと思う。

他の違いとしては前述したDIPスイッチの配置とその蓋にツメがついて開けやすくなった事くらいかな。

HHKB Professional2の傾斜を出す為に使うスタンドは結構硬かったんだけどそのあたりもBTモデルは改善されている。

個人的には傾斜もつけないのでHHKB Professional2が良いと思う。

傾斜に関しては立てない状態も含めると3段階に設定できる。

IMG 9878

立てない状態を1段階目とするならこれが2段階目。

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さらに傾斜をきつくするならこれが3段階目だ。

この辺も特に滑り止めは付いていないので価格の割には少し安っぽい印象を受ける部分だと思う。

Happy Hacking Keyboard Professional2の打鍵感について。

HHKB Professional2はBTモデルと同じと捉えられがちだけど、同じラバードームを使っているはずなのに少し軽く感じる。

これは製造年月によってもラバーの変化で変わってくるので難しいところ。

ただ、今の所このHHKB Professional2の打鍵感の方が好きだ。

あとは面白いというか迷わせるのが墨モデルと白モデルでも打鍵感が違う。

墨モデルの方がタクタイルが強くスイッチ感が強い感じがするんだ。

対して白モデルはコトコトと比較的控えめな打鍵感。

この辺りはかなり表現が難しく、筐体によっても違いがあると思う。

Happy Hacking Keyboard Professional2の打鍵音について。

打鍵音についてはこのモデルはそれなりにカチャカチャと音が鳴る。

この音が楽しかったりもするので一概に否定はできないけど、会社やカフェなどで使用する場合には周りにかなり迷惑をかけるんじゃないかと思う。

静かな物が良かったらやっぱりType-Sを使用するのが良いかな。

ただ打鍵感がかなり変わってくるので僕は今の所Happy Hacking Keyboard Professional2で静音化したものが理想的になっている。

BTモデルに関しては同じはずなのにあちらの方が若干静かに感じる。

無線の魅力はありながらも有線接続の安定性は外せない。

BTモデルと比較してのメリットとしては時代を逆行してるかもしれないけど有線接続って事だ。

全く安心感と安定感が変わってくる。

Magic KeyboardのようになってくれたらBTモデル最高だと思う。

有線接続にもしっかり対応して。

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ただ僕はMacBook Proの上に乗せて使用するいわゆる「尊師スタイル」でもこのHHKBを使う。

その為には通常のUSBケーブルだと画面と干渉してとても使い勝手が悪くなるのでL字型のケーブルを使用している。

それにより、画面と干渉することもなくなり、気持ちよく尊師スタイルで作業ができる事が可能になる。

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パッケージから開けるとこれがL字型のケーブル。

USB-A側もL字型の物も販売されているけど、これはMini-B側の端子だけL字になっているタイプだ。

IMG 9887

実際に取り付けるとこうやってキーボードに沿ってケーブルが伸びていくので使い勝手と見た目が良くなる。

ただ、もちろんこの点に関しては有線よりも無線の方が使い勝手や見た目は良くなる。

ただ、現在発売されているHHKB BTに関してはチャタリングが起きてしまう不具合があったり、毎回電源ボタンを押すのが結構煩わしい。

スリープからすぐに画面ロックを解錠する為にも有線接続のHHKBが必要になってくる。

その為、有線と無線にはそれぞれメリットデメリットがあるので、自分の環境と優先するべき事を整理して選んでもらいたい。

僕はだいぶ迷子になった。

有線か無線かで悩み、色でも悩み、静音モデルでも悩み、日本語配列か英語配列かでも悩み、刻印の有無でも悩んだ。

キーボード沼ならぬHHKB沼だ。

ただ、これだけ2017年からHHKBを知った僕でも一気に色々と知る事が出来たので大きな収穫だ。

このHHKB Professional2は静音モデルではない為、静音化する方法を色々と試した。

一般的な顎間ゴムも試したし、海外で販売されている様々な静音化アイテム、あとは押下圧やタクタイルを強めたくてドームの入れ替えを行った事もあった。

そして1つの着地点は見つけられたかと思っているのでまた別の記事でも紹介したいと思う。

一先ずキーワードとしては「Silence-Xとlubeする」が今のところの最適解になっている。

もちろんまだまだ試せていない事は多いので今後も沼にはまり続けそう。

それだけ魅力的なHHKB。

どのHHKBでもとても満足感は高いが、現段階の僕の一番のオススメは静音化したHappy Hacking Keyboard Professional2だ。









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