Apple Watch Series 3の長期使用レビュー。
現在はSeries5まで出ていますからそれとの比較もできればと思います。
Apple製品を使用していて、Apple Watchが欲しいけどSeries 5の価格が高いからとても安くなったSeries3でも良いんじゃないかと思ってらっしゃる方には参考になるんじゃないかなと思います。
まず僕自身Apple Watchを購入しようと思ったきっかけは以前にFossil Q Marshalで初めてスマートウォッチデビューして通知を手元で確認できたりしたのでとても便利だなと思っていました!
もちろんFossilのスマートウォッチも良かったのですが、やはりApple製品を使用しているからこそその親和性が高いApple Watchに興味を持ち手に入れたくなりました。
ただ、Series 1.2を購入しなかったのはやはりあまりデザイン的にスクエア型という事が気に入らなかったんです。
ただ新しいモデルが発表されても形を変える事はなかったのでここらで諦めてスクエア型であるApple Watch Series 3を買ってみるかという気持ちになりました。
箱から見ていきましょう。
今回紹介するのはApple Watch Series 3の42mm GPS + Cellularモデルでスペースグレイアルミニウムケースとブラックスポーツバンドのものです。
こちらの外箱は珍しく製品画像はプリントされておらず、シンプルにApple WatchのロゴとSERIES3という文字がプリントされているだけです。
個人的にはこのくらいシンプルな方が好きかもしれません。
箱を開けるといつも通りの「Designed By Apple in California」の文字。
そしてその下に本体のApple Watchがお目見え!
ケース部分は半透明のフィルムに覆われています。
付属品は説明書に加え、1m磁気充電ケーブル、5W USB電源アダプタが付属しています。電源アダプタはGPS + Cellularモデルのみだそうです。
Apple Watch本体!
GPS + Cellularモデルなのでデジタルクラウン部分は赤くなっています。
個人的にはシンプルなのも良いですが、暗めのスペースグレイに対しての真っ赤は良いアクセントだなと感じました。
全体的に丸みを帯びています。
サイズは38mmと42mmのものがあるんですが、42mmのものでも全く大きすぎるという事はないのでこのサイズを選んで良かったです。
38mmサイズスペック
- 縦:38.6 mm
- 横:33.3 mm
- 厚さ:11.4 mm
- ケース重量(GPSモデル):26.7 g
- ケース重量(GPS + Cellularモデル):28.7 g
42mmサイズスペック
- 縦:42.5 mm
- 横:36.4 mm
- 厚さ:11.4 mm
- ケース重量(GPSモデル):32.3 g
- ケース重量(GPS + Cellularモデル):34.9 g
となっています。
34.9gならそこまで重さを感じることもないです。
まずはiPhoneを近づけてペアリングを行います。
この辺りはiPhoneであればとても手軽に連携できて最高です。
背面には心拍センサーが内蔵されています。
初め緑色に点滅したりするのでビックリしました。
こちらにマイクがある。Series5ではこのマイク位置がデジタルクラウン側に移動しました。
こちらがスポーツバンドをつけた状態。
スポーツバンドのシリコンはとてもしなやかで肌触りも良いです。
さすが純正品です。
実際に使用してみてどうか。
やはり気になるのは実際に使用してみてどうだったかという事だと思います。
まずこのApple Watchは他のApple製品同様、所有欲をとても満たしてくれる精度の高い仕上がりになっています。
他のもう少し安価なスマートウォッチと比べるとその作りの質の違いというのは顕著です。
他のはもう少し見た目、肌触りからして安っぽい感じは否めません。
もちろんその分「軽い」というメリットもあるのですが。
スクエア型というのはデザイン的には好きではありませんが、ディスプレイの視認性はサークル型のものよりも高く、読みやすいと思います。
あとは意外な盲点ではあるのですが、手首を大きく曲げた状態が続くとデジタルクラウンを手の甲で押してしまって誤作動が起きるのでこの辺りのストレスは結構大きいです。
38mmモデルにしたらこの現象は少し治るかもしれません。
あとはディスプレイ部分のベゼルが結構太く残ってるなという印象です。
そして今回GPS + Cellularモデルを購入し、iPhoneなしでも通話ができるようになりました。
これがどれだけ便利になるのかと思いましたが、個人的には全くいらない機能でした。
ですので価格などを考慮してお勧めはGPSモデル一択だなと思います。
あとはAirPodsと組み合わせるとさらに良いですね。
音楽の再生停止やボリューム調整も可能になるのでとても重宝します。
それと動作によっては少し遅い時もありますが、基本的には以前のモデルに比べかなりキビキビ動くようになりました。
あと厚みは少し気になりますね。ちょっとボテっとした印象です。
Seriles 5と比べてみて。
Series 5は持っていないので本体同士を比べる事はできないのですが、スペックの違いなどを調べてみると個人的にはディスプレイサイズが大きくなったのはとても魅力的だなと思いました。
これだけでかなり雰囲気が変わりますよね。
Series 3のベゼルの太さは気になっていたのでこれは良い改善だなと思いました。
またSeries 5になって常時表示対応になった事も大きいです。
他のスマートウォッチの多くはこの常時表示に対応していたのですが、ついにApple Watchにも搭載されてとても使い勝手がよくなりました。
時計を確認したいときにわざわざ傾けてみるのも面倒になってきたりしますからね。
また光学式心拍センサーに加え、電気心拍センサーが搭載されたり、転倒検出やコンパスといった機能が追加され、より健康に意識したデバイスになったなと感じました。
もちろんSeries 5の方が全体的に良い仕上がりではあるのですが、残念な点はバッテリーが1日くらいしか持たないという事と、プロセッサは高速化したはずなのにそこまで動きの改善が見られていないという事だと思います。
この2点の改善があまり見られなかったのは残念な点かなと思います。
バッテリーが短く、スマートフォンと同じようにほぼ毎日充電しなくてはならない生活というのは徐々に苦痛に感じてきます。
また、これだけの価格差があって数字上のスペックは上がっているのであまり体感できないというのも残念です。
Apple Watchは買いか。
まずiPhoneを持っている人は間違いなく良い商品だと思います。
価格が問題なければぜひSeries 5を手に入れてみてください。
Series 3を手に入れるくらいなら実は他のスマートウォッチを手に入れた方が幸せになるかもしれません。
スマートウォッチ自体はとにかく通知や天気を確認するのがとても便利。
これだけでスマートフォンを取り出す回数が激減するので単純に時間も削減できて効率化に繋がります。
更に運動を定期的になさっている方には心拍数などを図る事もできるので日々のデータ蓄積もとても楽しいです。
無くてもそこまで困らないけれどもあれば便利というのがスマートウォッチの良いところだと思いますのでぜひ試してもらえれば嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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