SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSをレビュー。
いやいやかなり久しぶりにブログを書きます。
書かなきゃなーと思いながら4年経っちゃっていました。
そんな折にありがたいことにSOUNDPEATSさんから商品をご提供頂いたのでこれは書かないと!となりました。
もちろん最初は義務感のようなものもあったのですが、想像以上に製品が良くて書きたい!となったのでぜひお読み頂ければ嬉しいです。 今回ご紹介するのはSOUNDPEATS Air3 Deluxe HSという製品。
もう完全に人類に定着した「完全ワイヤレスイヤホン」。
なんと世界初Hi-Res Audio認証を受けたインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホンです。
パッケージは男性モデルがこの製品を着用した写真がズドンと全面に押し出されています。
日本最大級オーディオビジュアルアワード「VGP2023」にてコスパ大賞と金賞を受賞しています。 背面には大きく製品画像が掲載されています。
シンプルなデザインで好感が持てます。ロゴと配色も格好良いと思います。黒に金は王道。
こちらの製品は1万円を切る製品にも関わらずLDACにも対応しています。
残念ながら僕はここ数年ずっとiPhoneなのでLDACを試せません。
後述しますがLDACでなくとも音質に驚いたのにLDACになったらどうなってしまうんだろう。
そしていつiPhoneは対応してくれるのか。
現在はDACを咬ませるしかないからな。。。 というよりiPhoneはLDACには今後も対応せずLE Audioへと移行していくのではと思います。
とはいえiPhoneユーザーでも本当に楽しめるイヤホンとなっているのでご心配なさらず! 開封すると本体が登場! ツヤのある黒いケースです。
白はマット加工だそうなのでそちらも気になります。 箱から取り出してビニールも剥がしました。
真ん中にインジケーターランプとリセットボタンがあります。
持った瞬間「かるっ!」となりました。
重さだけで言うと高級感は欠けますが、ガジェットは軽ければ軽い程良いので最高です。
AirPods Proに形状やサイズ感は似ています。それでいて軽い。
背面はヒンジ部分にSOUNDPEATSの文字。
こちらも金色になっていてインパクトがあり、良い配色になっています。
付属品も紹介していきます。
こちらは説明書。ちゃんと日本語にも対応しています。中国ブランドではありますが、変な日本語表記にもなっていません。
こちらが表面ですね。シンプルな製品イラストが描かれていて説明書にも妥協がない印象です。
USB-A to USB-Cケーブルも付属していますが、最近はめっきりUSB-Aを使わなくなったのでこのケーブルは恐らく使わないかな。
箱にUSBUSBケーブルのイラストも描かれているのはかわいい。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSをオープンしてみるとイヤホンがお目見えしました。
あー、良い。格好良いです。
ケースと違ってイヤホン本体はマットな黒になっていてそこにケース同様金色のロゴが入っています。
大口径14.2mmダイナミックドライバーを搭載。
今回のSOUNDPEATS Air3 Deluxe HSはインナーイヤー型のイヤホンとなっています。その為、装着感がとても軽いです。
そしてこのロゴ部分をタップする事で様々な操作が可能になります。
- 右イヤホン1タップ→音量アップ
- 左イヤホン1タップ→音量ダウン
- 右または左イヤホン2タップ→再生停止、着信受話/通話終了
- 右イヤホン3タップ→音声アシスタント起動
- 左イヤホン3タップ→ゲームモード切り替え
- 右イヤホン1.5秒長押し→曲送り、着信拒否、電源オン(手動)
- 左イヤホン1.5秒長押し→曲戻し、着信拒否、電源オン(手動)
- 左右イヤホンどちらか10秒長押し→電源オフ(手動)
- 左右イヤホンどちらか2秒長押し→通話切り替え
- 左右どちらかまたは両方のイヤホンを外す→一時停止(自動)
- 左右どちらかまたは両方のイヤホンを着ける→再生
そしてケースの操作は下記の通り。
- 充電ケースのフタを開ける→電源オン(自動)
- イヤホンをケースに戻し、ケースのフタを閉じる→電源オフ(自動)
- ケースのマルチボタンを3秒長押し→手動でペアリング
この価格帯でこれだけ操作ができることが驚きです。
特に個人的にはどの機能も犠牲にする事なく、全ての機能を操作に当て込めている事はとても良いですね。
覚えるのは大変ですが、覚えてしまえばスマートフォンを取り出す事なくアプローチできることは良いです。
最初のペアリングも簡単でした。
ケースを開けてイヤホンを取り出し、耳に装着してiPhoneでBluetooth設定画面を見ているとSOUNDPEATS Air3 Deluxe HSがピックアップされていて、タップすればすぐに接続されました。
この辺りは一昔前のイヤホンだと中々接続されなかったりして不満が出ましたが、こちらの製品は問題ありません。
接続後には専用アプリもダウンロードしました。soundpeatsと検索すれば出るかと思います。
専用アプリでは装着検出機能のオン・オフ、EQカスタマイズ、ワンクリック機能のオン・オフができるようになります。
早速アップデートが来ていたので実施。
その後に「事前設定」という自分の耳に適した音質にカスタマイズするための聴力テストを実施してみました。
開始の文字は中国語になっていますね。聴力テストという事で少しワクワクしました。
音量と周波数を分けながら音が流れてきます。聞こえれば中国語になっていますが、青いところをタップ。
音量が小さかったり、周波数が高いところは少し聞こえなかったです。
様々な音量と周波数を聞いていき、無事に聴力テストは終わりました。
このテストを通してイコライザを自分に合わせたカスタマイズができるのはとても良いですね。
オーダーメイドのイヤホンが出来上がったような感覚です。
その他に周波数ごとに細かく自分でイコライズする事も可能なので1つのイヤホンで本当に様々な音質を楽しめます。
そして更にプリセットも9種類用意されていて同じイヤホンなのに全く音質が変わります!
このプリセットのそれぞれの振り幅が大きいの好みが別れると思いますが、個人的にはSOUNDPEATSクラシックか歌謡曲が良かったです。
音質について
まずは一番大切な音質について。
僕は以前に操作感が全く良くなかったFalcon Proを使っていました。
それは操作感の悪さを許容できるほど音質が良かったから。
それくらい僕にとってイヤホンに求める一番大切なことは音質。
というわけでまずはこのSOUNDPEATS Air3 Deluxe HSからチェックです。
正直、現在AirPods Pro2とSONY WF-1000XM4を使用していて価格帯から見ても流石にこの二つには敵わないだろうなと思っていました。
しかしその考えが完全に覆ったということを声を大にして言いたい。
インナーイヤー型だからか、音の抜けがとても良く、中高音域は非常に綺麗に出るなといった印象です。また、LDAC再生はしていないですが、ハイレゾ認定されているだけあってベースの音質レベルが高い。傾向はドンシャリでなくフラットなので聞き疲れしにくい仕上がりになっています。
低音に関しては少しボワつきはあるかもしれませんが、これもイコライザで化けたりするので総合的にとても良い音質に感じました。
これが7000円ほどで買えてしまうというのが驚きです。コスパの高さに驚かされました。
特にノイズキャンセリング機能を重視せず、外の音も聞こえるようにしておきたい方にはとてもオススメできる商品だと思います。
気づけばレビューのために使うというよりは自然とこのイヤホンを手に取る自分に気付かされました。
妻にも聞き比べてもらいましたが、まさかのこれが一番良いと言うほどでした。
使用感について
次に実際の使用感に関してですが、イヤホンをケースから取り外したり、入れる際には少し慣れが必要かなと感じました。
というのもイヤホンの向きが他のイヤホンと反対なので少し戸惑うんですよね。
もちろん右左は逆というわけではないのですが、音が流れるスピーカー部分が外側に向いた状態で脱着する仕様になっているので戸惑うという事です。
そしてマットな質感は格好良いのですが、少し滑りやすい印象はあります。
それでも一番の滑りやすいのはWF-1000XM4なのでそれに比べればマシです。
そして装着感は格別です。
イヤホン自体もとても軽く作られており、インナーイヤー型なので耳穴が圧迫されるような感覚もありません。
常に着けておいても耳が痛くなることはありませんでした。
ただスポーツには向いていないかもしれません。激しい動きをすると取れてしまうと思います。
この辺りの装着感で似ているのはやはり同じくインナーイヤー型で作られているAirPodsだと思います。
あの商品を装着した事がある方はイメージしやすいのではないかと思います。
そしてタッチ操作ですが、これは感度も良く、タッチする場所をミスらなければまず反応しないという事はないと思います。それよりもどちらかというと耳からの脱着や少しイヤホンのポジションを直そうとした時にタッチ部分を触ってしまって意図しない動作になってしまう時はあります。
その点に関しては少し気を使いますね。
そしてこのタッチ操作に関してですが、様々なタッチ操作による機能があるため、本当に多くの事がイヤホン単体でできる事は気持ち良いです。
覚えてしまえばこの機能配置が最高だと感じます。
メリット
このSOUNDPEATS Air3 Deluxe HSのメリットはなんといってもこの価格からは考えられないような音質と装着感。
コスパの良さが光ります。
またタッチ操作機能が豊富に用意されている事もメリットです。
充電ポートはしっかりUSB-C。
また、使う方によってメリットにもデメリットにもなる部分ではありますが、インナーイヤーにより外音がそのまま入ってくることですね。
あとはイコライザが自分好みにカスタマイズできること、プリセットも豊富に用意されていて全く違った音質を作ることができる事はメリットだと思います。
ゲームモードに切り替えることで遅延が圧倒的に抑えられるので、ゲームや動画を見る時に重宝します。
これは僕がiPhoneなので悔しいところですが、LDACに対応しているAndroidを使えばこのイヤホンの力を全て解放し、最大990kbpsの伝送レートを確保することで、96kHz/24bitまでの音質伝送を実現してくれます。
デメリット
逆にデメリットに関してですが、個人的にはやはりノイズキャンセリングって欲しいなぁと感じました。
AirPods Pro2とWF-1000XM4という優秀なノイズキャンセリング機能を持った機種を使っているからこそ感じます。
先日電車で使用していた時に、電車が外を走っているところから地下に入った時の急な騒音でほぼほぼ音楽を聴くことができずにビックリしました。
その為、電車で使用したい方にはオススメできないです。ただ逆に歩いている時に外音がしっかりと聞こえた方が良いという方も多いのでそういった方には良いと思います。
そしてバッテリーはイヤホン単体で5時間、充電ケース併用で20時間ということでもう少しだけ長いと良いなと感じます。
まとめ
今回はSOUNDPEATS Air3 Deluxe HSをレビューさせて頂きました。
僕のブログはスペックというよりはあくまで僕が使用した感想を中心にお伝えできればと思っていますのでぜひご参考にして頂ければと思います。
それにしても久しぶりにブログを書かせて頂きましたがやはり楽しいですね。
また新しい商品もレビューしていきたいと思いますのでご覧頂ければ嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS、とても良いですよ。
なんとメーカーからクーポンコードを発行して頂いているのでさらにお得にご購入頂く事が可能です。ぜひチェックしてみてください。
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最終価格:5375円
通常価格:7180円
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