先日から始めたHappy Hacking Keyboardライフ。
このキーボードを使ってから間違いなく世界が変わりました。
めちゃくちゃ打ちやすいんです。
打っていて心地いい。
そして疲れない。
始めはLite2から入りましたが間違いなく上位モデルの静電容量無接点方式のHHKBを使った方が良いです。
全然違います。
ただ、悩ましいのはその上位モデルに幾つか種類や色に違いがあり、それぞれの特性があるのでどれを使うべきか本当に悩ましいところ。
僕はずっとAppleのMagic Keyboardを使っていたので当たり前に無線が良いなぁと思っていました。
そこで一番最新モデルのHappy Hacking Keyboard Professional BTを選んで使い始めました。
このモデルは元々は墨色だけで展開されていて、Bluetooth接続の無線モデルなんです。
実際に使用してみるとキーボード自体の無線の仕様に幾つか足りない部分がありました。
それがこれ。
- 何も入力がないと30分で電源がオフになってしまう。(ディップスイッチによりオフにしないようにする事は可能。)
- Micro USB端子が付いているんだけど給電のみで充電や有線接続はできない。
- Bluetooth3.0なので電池の残量がディスプレイ上でわからない。
- マルチペアリングに対応はしているんだけどデバイスの切り替えがとても面倒。
- 滅多に途切れないんだけどたまに途切れたりチャタリングが発生する。
などなど。
マルチペアリングのデバイスの切り替えは特に残念で、Mac、iPad、iPhoneを登録していた場合、一番最後に接続した機器に接続されてしまい、デバイスの切り替えが、使わないデバイスのBluetoothをオフにしなければ切り替わってくれないんです。
ここはキーボードのショートカットなどでデバイス間を自由に切り替えられると使い勝手は良いんだけどな。
結構外ではMacを持たずにiPhoneとiPadだけで作業する事もあるのでそういった時に最初の接続がスムーズだとモチベーションが下がる事もないと思います。
そんな事で下がるのかと言われてしまえば終わりですが笑
だけどHHKB BTを持っている人は少なからずこの不満があるみたいです。
マルチペアリングにおいてのデバイスの切り替えですが、BluetoothをオフにしなくてもFn+Qでペアリングモードを発動すれば比較的スムーズにデバイスを切り替えられました。
これならそんなに煩わしくないです。
静音モデルが気になる。
更にこのHappy Hacking Keyboard Professional BTは静音モデルではないので結構音がカチャカチャなります。
なので先日思い切ってこのHHKB Professional BTを静音化する改造も思い切って行ってみました。
確かに最初に比べて静音化には成功したんですが、じゃあ最初から静音モデルとして販売されているProfessionalJP Type-Sというモデルはどれだけ静かなんだろうと興味が沸々と湧いてきてしました。
更に使っているHHKB Professional BTは英語配列だったので日本語配列だとどうなんだろうと思い始めました。
英語配列にはカーソルキーがないのですが、思いの外Fnキーとの組み合わせに慣れてきて不便を感じてはいなかったのですが、日本語配列なら組み合わせでなくともカーソルキーが付いているのでよりラクだろうなと思い、思い切ってHappy Hacking Keyboard Professional JP Type-Sを導入してみる事にしました!

HHKB ProfessionalJP Type-Sは有線接続。
無線に慣れてしまっていると正直有線のわずらしさを受け入れられるのかは不安でした。
ただ有線の利点もあって、バッテリーの交換をする必要がなくスリープからの復帰もとても早く、接続不良で途中で切断されてしまうという事もないので有線接続の方が望ましいという方もかなりの数いるみたいです。
HHKB ProfessionalJP Type-Sは白色展開のみ。
正直墨モデルが好みではあったのですが、この白にも利点はあって、文字が暗いところでも視認しやすいということが挙げられます。
墨モデルだと墨ベースのキートップに黒で印字されているので暗い場だとどうしても見づらくなってしまいます。
実際、使っててたまにみるキートップの印字が見やすくて感動しました。

英語配列と日本語配列はどう?
今回選んだ日本語配列は英語配列に比べて9つキーが増えています。
英語配列が60キー、日本語配列が69キーです。
この違いは見た目からもかなり違っていてキーボード全体にぎっしりと詰まっているような印象を受けます。
また、普段は使わないキーも多くて特に最下段の部分は無駄なキーが多い気がします。
だけどカーソルキーがあるから!と思って使い始めてみましたがやっぱりカーソルキーよりもこの無駄なキーに挫折しました。
英語配列はスペースバーの左右には⌘キーとoptionキーだけですからね。
効率の良さはパーフェクトな配列だと思います。
あとはEnterキーが縦長になっていてこれを小指で押そうとした時にどうしてもホームポジションが崩れてしまうのも問題でした。
加えてBackspaceキーも小さくて使いづらい。。。
結果、僕は英語配列が一番合っていました。
打鍵感について
そして肝心のキータッチですが、これは素晴らしいです。
キー荷重はHHKB Professional BTと同じ45gなんですが、それよりもかなり軽く感じます。
スイッチ感が随分となくなった感じで軽く押せばあっという間に文字が入力されていきます。
静音モデルだけあって音も静か。
基本的にはキーを押した後の戻る時に顕著に違いが出ます。
HHKB Professional BTの方は戻る時にカチャッとなるのですが、ProfessionalJP Type-Sの方はカサっと優しく擦れるような低い音なのでうるさくありません。
入力時も今まではカチャカチャといった打鍵音だったのがProfessionalJP Type-Sになってサクサクといった音に変わってとても気持ち良いです。
確かにHHKB Professional BTを選ばずに未だにこのProfessionalJP Type-Sの良さに惚れてこちらを使っている方が多いこと、HHKB Professional BTにProfessionalJP Type-Sモデルのリリースを熱望している人が多い事に納得がいきます。
このキータッチの軽さにも慣れてくるととても素早くタイピングができるようになる事も特徴の一つです。
さすが静粛性と高速性を向上させたモデルなだけあります。

Professional BTとProfessionalJP Type-Sどっちが良いのか。
もはやこれは好みの世界になってきてしまっていて、僕もどちらを使うべきか本当に悩みました。
そして悩みに悩んだ挙句、出した結論はHHKB Professional BT 英語配列を使っていく事に決めました。
なぜそうしたかというとやはりたまに切断されたり、無線の使い勝手はベストではないにしてもケーブルがない事はデスクトップ上でもとても快適です。
使い勝手というよりはもはや見た目が良いので精神面が快適なんです。
そして色。
現在ProfessionalJP Type-Sは前述した通り、白モデルしか出ていません。
この白の無刻印はとても格好良いと思いますがそれでも僕は墨モデルが好きでした。
あとは打鍵感ですね。
ProfessionalJP Type-Sはとてもキータッチが軽やかで静か。
ただ、これがどうにもタイピングしている時の気持ち良さを剥ぎ取られてしまっているような感覚を受けます。
対してHHKB Professional BTはProfessionalJP Type-Sに比べてキーが重めで、コトコトと気持ち良い音を奏でながら「打っている」感覚を得られるんです。
これは本当に好みの問題だと思います。
実際タイピングを早く打てるのはProfessionalJP Type-Sの方でしたから。
ただ、この打ってる気持ち良さはかなり重要なんじゃないかなと思います。
今も打ってて気持ち良いです。
そして一度ProfessionalJP Type-Sも外に持ち運んでカフェで使おうとしてみたんですが、やはり有線接続なのでケーブルが煩わしい事と白色がキーボード感がすごくて恥ずかしかったです。
外側のキーはグレーで構成されているのでどことなく昔さながらの「ザ・キーボード」感がすごいんですよね。
ProfessionalJP Type-Sを導入してみたけど結局HHKB Professional BTに戻ったというお話でした。
見事にキーボード沼にはまりました。
皆さんもぜひ打ち比べてみてください。
通常の家電量販店ではどちらも販売されておらずオンラインショップのみなので誰かが持っていたり、自ら手に入れないと試せないというのが残念。
だけどこうして自分にとって最高なものを探す旅というのはとても楽しいです。
ぜひ皆さんもキーボード沼にハマってみてください。
7月14日からHappy Hacking Keyboard Professional Professional BTに白モデルがリリースされました。
本当に突然でしたね。
Apple製品のようにある程度のリリース時期というのがHHKBでは読めないので前触れもなく本当に突然でした。

白が好きという方も結構いらっしゃったそうで反応は上々な印象。
その中でもやはりProfessional BTでProfessionalJP Type-Sのモデルを出して欲しいという方も多いですね。
間違いなく企業は分かっているはずなので今後登場する事もありそうだな。
白は刻印がやっぱり見やすいです。
ただ、白に惹かれて今回購入された方は「そんなに白くないじゃん」と思った方も多そう。
昔から出ているキーボードの色味なんですよね。
くすんだ感じの白。
そして左右はグレーっぽくなっているので好みは分かれそうです。
それでも無刻印は白の方が洗練されていて格好良いなとも思います。
段々と選べる幅が広がってきました。
ぜひお好みの1台を見つけてみてください!
基本的にはProfessionalシリーズであればどれも満足できてそして他を試したくもなってくるはずです笑
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