iPhone XRが売れていないと言われながらも僕はiPhone XRを使い始めた。

歴代をiPhoneを使ってきた僕が感じるiPhone XRの使用レビュー。

僕は本当によくスマートフォンを替える。

飽きやすいのと新しいものが欲しくなっちゃう病気なんだと思う。

続いてるのは本当に「フットバッグ」だけ。

今までのスマートフォン歴を軽く思い出してみるとiPhone 3Gから始まり、iPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4s、iPhone 5、Galaxy Note、iPhone 5s、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 7、iPhone 7 Plus、Galaxy S8、Galaxy S8+、iPhone X、Galaxy note 8、iPhone XS MAX、Galaxy S9、iPhone 8ときてそして今回iPhone XRを購入。

歴代のiPhoneはほぼ網羅してきたんだな。

iPhoneは更なるその先へ。iPhone X使用レビュー。

2019年1月25日

まさかのサイズダウン!iPhone 7 Plusを購入したのに更にiPhone 7を購入した理由。

2016年12月21日

後半になると段々とiPhoneの魅力が薄くなってきてAndroid端末を使い出す傾向があるけどやっぱりiOSの使いやすさが忘れられず戻る傾向にある。

もちろんAndroidもとても魅力的だ。

Galaxy Noteの時は当時では信じられないような大画面に惹かれ使ってみたもののとても動作が遅かった。

結構カスタムROMで遊んでたりもしたな。

使いづらくてiPhoneに戻ったけど最近のAndroidは本当に動作が軽快でストレスが少なくなった。

それでもまだiOSの方が動作が安定していて、そして何よりもMacやiPadなどのアップル製品との連携が秀逸で手放せなくなってきた。

それでも今回のiPhone XRを購入する前にはGalaxy Note9やHuawei Mate 20 Proなども検討した。

有機ELがiPhone XSだとかに比べると発色がビビットで最初とてもインパクトがあって惹かれる。

そしてiPhone 8のコンパクトさに喜んでいたのも束の間、使っているうちにまた大画面の端末が欲しくなってしまった事もそのAndroid端末2機種に惹かれた要因でもあった。

だけどiOSを手放すわけにはいかない。

悩んだ末にiPhone XRを選んだ。

iPhone XRは売れていないと言われているけど個人的にはとても満足できる端末だったので紹介したいと思う。

まずは外箱から。

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最近のiPhoneの箱は同じような雰囲気の物が多い。

今回購入したのは6色あるiPhone XRの内、通常は後から出る事も多いPRODUCT REDだ。

初めからリリースされたのは珍しい。

僕は基本的にはずっと黒系のiPhoneだった。

今回はホワイトと悩んだ。

MacBook Proがシルバーなのでホワイトなら側面がシルバー色になっているからマッチするかなと考えた。

まぁお店で見て決めれば良いかと渋谷のApple Storeに行って実機を見てみるとこの赤がとても格好良く見えた。

iPhone 7ではディスプレイ側のベゼルが白だったので確実に選ばなかったが、iPhone 8同様、今回もベゼルが黒かったので問題なかった。

ホワイトも悪くはなかったんだけどそれ以上に赤が良く感じた。

いつも実機すら見る事なく選んでいたブラックは今回実機を見てもあまり惹かれなかった。

iPhone 8でスペースグレイを使っていたのでその色味と同じで新鮮味を感じなかったのかもしれない。

そうして手に入れたPRODUCT RED。

外箱は商品の画像がいっぱいに広がっている。

今回驚いたのはちゃんとそのiPhoneの色に合わせて外箱や付属品の色も揃えている事だ。

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この辺りから廉価版と言われたiPhone XRが力を抜いたと感じさせない部分だと思う。

多色展開したiPhone 5cの失敗もあった為かしっかりとこのiPhone XRは力を入れてるなと感じた。

それでも結果あまり売れてはいないようだけど。値下げした事で少し復活の兆しはあるみたいだ。

iPhone XRが売れていないという事もあるけど、そもそもiPhone自体の需要が下がってきている事と旧モデルのiPhoneのクオリティが高くて、十分に長い期間使うことができるから単純に買い替えの頻度が少なくなってきたからだと思う。

実際iPhone XRが売れてないならiPhone XSシリーズが売れているのかというとそんな事はないはずだ。

この辺りは今後iPhoneで何か驚くべき機能が追加されてこないときついと思う。

最近はかなりAndroidの機能を後追いしている部分も多い。

今回は128GBモデルを購入。

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今までは64GBだったんだけど最近は4Kで映像を撮ることがとても増えてきてストレージ容量を気にしながら使うのが辛いので128GBにした。

以前に256GBを使ってた事もあったんだけど、さすがに今現在の使い方では多すぎたのでこの128GBに。

4Kで映像を撮る事は多いけど、すぐにMacに取り込んで元データは消す事も多いのでこの容量がベスト。

この容量をチョイスする人は多いんじゃないかな。

iPhone XSシリーズでは128GBが用意されていないのは少し意地悪な感じがする。

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箱を開けると「Designed by Apple in California」の文字。お馴染みですね。

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そして付属品。ちゃんと赤くなってる!もちろん全てではないけど。

本体が登場!

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真っ黒な前面ディスプレイの横から少し赤が見えるのが良い感じだ。

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EarPodsなどの付属品ももう当たり前。

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ただ今回驚いたのはLightningケーブルだとかはあるものの音楽を聴く為の「Apple Lightning – 3.5mm イヤホン・ヘッドフォンジャックアダプタ」が付属していなかった!

iPhone 8までは付属していたのに。

ここも少しコストダウンを測った1つだと思う。

そして更にこれからはワイヤレスで音楽を聴いてくれというメッセージか。

僕は今完全ワイヤレスイヤホンのB&O E8とSONYのワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンのWH-1000XM3を使っているのであまり必要はないんだけど、それでもイベント出演の時にかける音楽をiPhoneから流す場合もあるのでその場合にはジャックアダプタが必要になる。

今は1本あるから良いけど、1本だと断線した時が不安なんだよな。。。

本体は本当に綺麗。

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洗練されたデザインだと思う。

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サイドはつや消しのアルミになっている。

iPhone XSはステンレスでツヤがかなり出ているので高級感があるという反面、僕はギラギラしすぎていて少し苦手。

どんなものでもつや消しの方が好き。

車でもいつかマットブラックの塗装をしてみたい。

そして外観で重要な背面!

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この明るすぎない赤に惹かれてこの色を選んだ。

以前から比べると文字も「iPhone」とこの色特有の(PRODUCT)REDの文字だけでとてもシンプル。

カメラはシングルカメラ。

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ただ、シングルカメラでも人物限定でポートレートモードが使えるようになっている。

しかもiPhone XSシリーズと違って距離を取る必要性が少ないのでより気軽にポートレートモードを撮れるのは使い勝手が良い。

そしてこのカメラ自体はiPhone XSシリーズで使われている広角レンズと一緒でF1.8の明るさ、光学式の手ぶれ補正を備えている。

カメラのサイズはiPhone 8に比べて一回り大きくなったほか、iPhone 8はボディ本体に溶け込むような傾斜をかけたデザインだったけどiPhone XRはカメラ側面が角ばっている。

その部分は少し残念。

それでもiPhone 8に比べると画質はかなり違いがある。

動画もとても綺麗。マイクもとても良好で、人の声はハッキリと聞こえるけど風切り音は良い感じに除去してくれている印象だ。

やっぱりつや消し良いね。

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今回はかなり厚さが増えた。その部分は初め違和感を感じる人が多いかもしれない。

僕もそうだったけど使っているうちに全く気にならなくなった。

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赤と黒の配色がとてもマッチしていると思う。

出来るだけケースなしで使いたいと思わせる。

なぜiPhone 8からiPhone XRにしたのか。

僕はこのiPhone XRにする前はiPhone 8を使っていた。

大画面とコンパクトなiPhoneをたくさん使ってきた。

iPhone 8は今でも一番売れているくらい完成された機種だと思う。

iPhone 8でも十分良かったんだけど、気になったのは

  1. ホームボタンがある事
  2. 画面が小さい事
  3. 処理性能が低く感じる
  4. バッテリーの持ち

という事。

ホームボタンについて。

ホームボタンがないiPhoneなんてダメだという人も未だに根強くいると思う。

そういった方々はもしかしたら全画面のiPhoneを使った事がない可能性もある。

僕は今までiPhone XとiPhone XS MAXを使ってきた。

結果感じたのは下からスワイプする全画面ディスプレイの方が圧倒的に良かった。

これに慣れてしまうと逆にホームボタンで押し込むのが煩わしくなってしまう。

そしてこのホームボタンがあるが為に、筐体をコンパクトに保ちながら画面を大きくする事が出来ないというデメリットもあったので全画面ディスプレイが欲しくなってしまった。

ただロック解除の方法がFace IDのみなのでこの辺りはホームボタンの利便性もある。

画面が小さい事について。

もちろん大画面とのトレードオフとして筐体が大きくなってしまうというデメリットがある。

それをクリアする為に作られたのがiPhone XやXSの5.8インチモデルだと思うんだけど、今やイマイチこの5.8インチでも物足りなくなってしまっている。

そして大画面のiPhoneからiPhone 8を持った時は「やっぱりこれだ!」と興奮したものだけど、時間が経つにつれて段々と画面の狭さが気になってきてしまった。

僕はMacBook Proで作業する事が多いけど出先ではiPhoneでSNSへ発信する為に写真や動画の編集、メール処理など作業する事が多い。

もちろん落ち着いた場所でiPadで作業する事もできるんだけど、いつでも持っているわけではないし、できる事ならiPhoneだけで完結させたかったりする。

そうするとiPhone 8の4.7インチディスプレイでは狭さを感じるようになり、少し作業をするのが億劫になってしまった。

それに加えて最近はAmazon Prime VideoやHULUでも海外ドラマや映画を観る事が増えてきた為画面が大きい方が良いなぁと思う機会がとても増えてしまった。

処理性能について。

この部分は意外に思う人も多いかもしれない。

旧モデルでも十分!という人が多いと思う。

僕もそう思っていた。

実際、通常のブラウジングするだけだったり、アプリを立ち上げるという事は全然遅さも感じないし問題ない。

僕の場合だけかもしれないけど、僕はiPhoneのカメラで4K60Pで撮影した映像をInstagramのストーリーに投稿する事が多い。

これやってるiPhone 8の方、Instagram落ちないですか?

ストーリー画面で動画を選んで文字を入力したり、GIF貼ったりしてやっと終わったと思って投稿すると落ちる。

これがとにかくストレスだった。

これを1080Pで投稿すると落ちない。

という事はやはりiPhone 8の処理性能がついていけずに落ちてしまってる。

そして他のこうした少し重い作業をすると若干タイムラグが生まれたり、不安定な挙動が出てくる。

バッテリーについて。

iPhone 8の前はiPhone XS MAXを使用していた。

iPhone XS MAXのバッテリーは優秀でモバイルバッテリーを持ち歩く必要がない程だった。

それがiPhone 8にすると結構バッテリーの消費が早い。

外に長い時間いる時にはモバイルバッテリーを持ち歩く生活になってしまった。

以上4点が大きな理由でiPhone XRに挑戦してみた。

これは挑戦だ。

外観上の違いだとかはもちろん見ればわかるけど、使い心地というのはやはりしばらく使っていないとわからない部分が多い。

特に処理性能に関しては体感でわかるほど変わらないというレビューも多く、僕が見た限りでは4K映像の処理についてのブログなどは見れなかったので自分で体感した大きな発見だった。

結果から言うとこのiPhone XRには満足している。

上記4点についてまずホームボタンがなくなり、やはり全画面で下からスワイプしてホームに戻ったり、スワイプを途中で止めてマルチタスキングを出す事がとても快適。

不満点としては右上からの下に引っ張って出すコントロールセンターの仕様くらいかな。

そして画面が小さい事についても解決。

4.7インチから6.1インチと飛躍的にサイズアップして作業がとても快適になった。

それでも筐体サイズが大きくなってしまった事で片手での作業は困難になった。だけどそれは分かっていた事でそれよりも大画面のメリットをとったので満足。

意外に違いを感じたのがiPhone XS MAXでは大きすぎると感じたのが、慣れてくるとiPhone XRがコンパクトに感じてくる事だ。

これは意外な発見でそのおかげで現時点ではこの筐体の大きさによる不満がない。

そして肝心の処理性能。

これは予想以上に良い結果だった。

RAMが3GBに増えた事も大きいのかもしれない。

iPhone XよりもGPUが50%向上しているからかもしれない。

どれが要因なのかは定かではないけど、Instagramのストーリーには4k60pで撮影した映像も難なく投稿できるようになった。

他の動画編集など重い作業においても全く問題なくキビキビ動くのでとても嬉しかった。

スペックの数値だけではないこういった体験ができた事は買ってとても良かったなと思える出来事だった。

結論はiPhone 8とiPhone XRだと結構スペックの差が出るという事だ。

そしてバッテリーはとにかく持つ。

これはiPhone XS MAXよりも体感的にバッテリーが持つようになった。

結構長時間作業した後でも思ったよりもバッテリーが減っていない事に本当に驚いた。

「まだ充電しなくても良いか」と思う事も増えた。

充電時間は遅い、ワイヤレス充電をとりあえずしておけば十分という事が多くなった。

この安心感もiPhone 8では感じられなかった大きな部分。

以上のことから僕は今回iPhone 8からiPhone XRに変えた。

それでもコンパクトなサイズのiPhoneはとても魅力的だ。

さらに小さいiPhone SEを使っている人も多いし、iPhone SE2を待ち望んでいる声も多い。

取り回しの良さはスマートフォンの良いところだったはず。

いつの日からかどんどん大画面スマホが溢れるようになってしまった。

最近ではついに折りたたみスマホまで出てきている。

これからどういう道を歩んでいくのかは見ていて楽しい。

iPhone XRのベゼルの太さは気になる。

iPhone XSシリーズに比べてベゼルの黒い部分の幅が広い。

これは有機ELだとディスプレイが少し曲がったところでも表現できるけど、液晶はフラット状態でしか構造上、使うことができなからだそうだ。

すぐに慣れるかなと思ったけど、意外にこのベゼルの太さは良くない。

それ以外はかなり満足感の高い端末だと思う。

もしiPhoneにしたくてiPhone XSシリーズが高すぎると感じたらこのiPhone XRはとてもおすすめだ。

あとは5.8インチは少し小さいなと感じている人。

たった0.3インチの違いだが、体感では結構違いを感じる事ができるはずだ。

今回のiPhone XRは結構長く使うんじゃないかなと思っている。現段階では。

もちろん今後のiPhoneで革新的な「欲しい!」と思えるような機能が出てきたら買い替えを検討するだろう。

ただ最近のプレゼンテーションでは内部のスペックの話が本当に多くなってきてもしそこが主な強化ポイントだったりしたらこのiPhone XRを長く保つ気がする。

それだけこのiPhone XRは良くできている。

ぜひ実機をお店で確認してみて欲しいと思う。









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